治療の進め方
Medical Treatment Modelメディカルトリートメント
モデル
メディカルトリートメントモデル(MTM)とは、初期のリスク評価から、
個々の患者さんに合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療などを行い、
定期的なメインテナンスに至るまでの流れです。
メインテナンス(3か月~数か月に一度)
step1
歯を失う大きな原因となっている歯周病について検査を行います。 今までの治療で病状が改善されているかを確認します。
step2
前回行った歯磨き指導がきちんと行われているか、改めて歯磨き指導を行います。
step3
歯石やプラークを専用の超音波器具で取り除きます。細部のプラークや着色汚れはエアフローを使って徹底的に除去します。
step4
専用の器具を使い、アパタイトを歯に塗り込み再石灰化をサポートします。また、高濃度フッ化物ジェルを塗り歯を強く丈夫にします。
step5
当日行った治療内容のデータを入力します。
step6
今の状態をしっかりと把握できるように、数年おきに再度口腔内写真を撮影します。
step7
X線写真も数年おきに撮影し、見えない虫歯や歯周病を調べます。
これまで数ページに渡り、メディカルトリートメントモデル(MTM)について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか? 歯は、虫歯や歯周病なってから『治療』を行うのではなく、病気になる前からの『予防』が大切なのです。 海外の歯科先進国と比べて日本人の口の中は問題が多いといえます。 現在の歯科医院は私たち「ときわ歯科クリニック」をはじめ、日本の歯科医院は治療を行う医院から予防の為に足を運んで頂ける医院へと変わろうとしているのです。 メディカルトリートメントモデル(MTM)に少しでもご理解を深めて頂ければ幸いです。